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Africa!

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2014年6月22日日曜日

自転車のある風景2

ジンバブエ

ジンバブエに入ってすぐの警察署にて。敷地内に警官の官舎があり、そこには人々の生活が色濃く滲んでいた。私の小さな家に興味があるのだが初めは警戒して近づかなかったが、一人のなつっこい男の子(ジャージ姿で私のヘルメットを被っている)を皮切りに次々と集まってきた。



グレートジンバブエに向かう途中で。道脇を牛飼いの家族がゆっくり通りすぎる中、パンクを直していたら立ち止まって眺めていた。何を話すでなく、ただじっと見つめており話しかけるとはにかんで顔を見合わせていた。修理が終わって去ろうとすると彼らも満足したのか別の方向へ去った。



 ジンバブエはさすが石の家の国。道路脇に少し入った場所に休憩所があり、大きな石をごろっと転がした空間があった。石がひんやりと汗かいた体に心地よい。



 ブラワヨからマスフィンゴへ向かう途中の休憩所になっている町。あれ、人が誰もいない。写真を見返して気づいた。ここは食堂で、実際はすごい人でにぎわっていた。この写真は一瞬の隙を突いた奇跡の一枚。



キリスト教会を中心に成っていた町。キリスト教的な博愛精神が根付いているなぁと感じた。エンジニア系の職業訓練を受けている若者の家にて。彼らの決して豊かではないが愛情と誠実さのあるサザをいただいた。



ハラレからザンビア国境へ向かう途中の川にて。睡蓮が青空を映す川面に静かに咲いていてハッとした。穏やかな午後のひと時。



ザンビア

 どこの町だったろうか、とにかくにぎやかな街で埃と喧騒に包まれていた。道端で山羊の臓物煮が売られていたのでふらりと。あぁとにかく臭い一杯だった。



 ルサカからマラウィへ向かう長ーい国道で。時折現れる人の気配に安心していた。



 道端商売はザンビアではどこでも見かけた。おかげで買い食いが旅の楽しみであった。写真を撮っている後ろでトマトとマンゴー、バナナを売っていたおばちゃんたちが何かをささやき合っていた。変なムズングが~とでも言っていたのだろう。



炭焼きを現金収入としていた家にて。敷地に建つ屋根付きの場所を空けてもらった。ここで貰った水は茶色いなぁと思って聞いたら裏の小川から汲んでいた。朝から子供たちの声でにぎやかだった。



村の農家のマンゴーの木の下に泊めてもらう。ここに限らずザンビアは女性が主の家が多かった。男はいてもコバンザメみたいな存在。おばあちゃんと娘姉妹が住んでおり、よくわからない位置づけの男たちが5、6人住んでいた。



 ザンビアはそこらじゅうに井戸があり、あまり水には苦労しなかった。



俺を撮れ、と言う。そんなオジサン。ズボンのナチュラルダメージがイカシテイルぜ。



小さな店で買い食いしていたら雨が降ってきた。店の裏の物置で雨宿りをさせてもらっていたら子供達が集まってきた。結局この日はここで泊まらせてもらった。酔っ払いのおじさんもやってきた。



ザンビアとマラウィには自転車タクシーがいる。なかなか屈強な男たちで、次々と私に勝負を挑んでくるから疲れる。彼らのデコトラならぬデコチャリはユニークだ。彼らにはよく「おースゲー!オリジナルじゃんかー!」と私の相棒は褒められていた。



マラウィとの国境近くでザンビアクワチャを使いきるために寄ったスーパーで。タクシーの運ちゃんに「俺に乗せてくれよ」と言われた。そして彼は自分のタクシーのキーを私に預けた。ん?これは人質ということか???


マラウィ

マラウィに入ったのは夕方だった。勝手の知らない新しい国での泊まる場所探しに一抹の不安を抱いていたが、自転車好きの彼に誘われてその日も寝床を確保できた。奥さんの美味しい料理も頂いて、至れり尽くせりの歓待を受けた。



リロングウェに向かって入っていたら眠くなったので安全そうな学校の門の前で寝転がってうとうとしていたら下校生徒に囲まれてしまった。この数は少し怖いよ。



もうすぐでリロングウェ。少し荷物を減らそうと思うの。どうかな?



リロングウェの黄昏時。自転車タクシーの兄ちゃんが屯しているところにお邪魔した。"オリジナル"の乗り心地はいかが?というか乗り方間違ってますよ。サーカスじゃないからね。



リロングウェのマーケットにて。雨が降ると泥だらけでぐしゃぐしゃの場所だけど、フライドポテト+サラダが美味しくてついつい何度も足を運んでしまった。



サトウキビは食べるのが少し面倒くさいが自転車で汗をかいた後には旨い。いつも自転車に積んでいるわけではないよ。



出発前はアフリカはパンクを悠長に直すことができるんだろうか?と思っていたが、悠長どころか手伝ってくれる人と歓談しながら直していた。



ムズズまでの長い坂道の途中でポウポウ売りと。ポウポウを一つぺろりと平らげてしまった。


ムズズまで辿りつかずに寝床を探していたら綺麗な庭のある家を発見。そこは南アからやってきて、布教と農村の自立支援を行っているマークおじさんの家だった。庭には木苺やネギ、大豆などあまり地方では見かけない野菜などが植えられ、きれいに手入れがされてた。なんだかピーターラビットが出てきそうな家だった。



ムズズの町で自転車の修理



日本のサイクルショップの方の助けがあり何とか復帰。


リビングストニアからの急坂を下って迎えてくれたのはアイスちょうだいの子もたちだった。

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