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Africa!

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2014年11月11日火曜日

1111 リアルフェイク!

もう何度も書いたがアフリカを旅すると何度もチャイナ!と呼ばれるので、まぁもう面倒だからチャイナでいいか、と思うことがある。
心が元気なとき、また深く関われそうな人には私は日本人であることを伝えるが、道端でスライムやコラッタに出会っていちいち訂正するのは非常に疲れるし無駄だ。
外国に出ると日本人であるというアイデンティティーを強く感じるし、いろんな国で日本に対する評価は高いので、末席ながら日本国民に名を連ねる私としては誇らしい。まあ、彼らが評価していることに私は鼻くそ一分子たりとも貢献していない訳ではあるが。日本人であるというだけで誇らしさを感じてしまうのだから、わたしはなんて単純な生き物なのだろうか。
中国製品はフェイクが多いというが、中国人のフェイクである日本人や韓国人はどうなってしまうのだ!

ニセ中国人のミニョンとその親父さんとともに生まれたばかりの太陽神に挨拶をしていると、中高年のいわゆる「本物」の女性が我々のテリトリーにやって来た。メチャクチャ元気がいい。朝だというのにフルスロットルだ。姦しいという表現がドン・ガバチョ!
「ニィハォ」と本物の言葉で話しかけてくる。ついつられて「ニィハォ」している自分がいる。ひと通り写真を撮り終えると満足そうに朝の嵐は去っていった。
すぐに今度はおじいさんが一人やって来た。我々のちゃぶ台に用意された朝飯の前で足を止め、妙に関心した様子だ。徐ろににカメラを取り出し写真を撮った。さすが本物は目の付け所が違う。全てに動じないような落ち着いた目を私に向けてやっぱり「ニィハォ」、私も負けずに「ニィハォ」。発音は完璧だったかな、と窺いながら。
おじいさんも太陽神をよっこいしょと眺めてから、トボトボと緩やかな丘陵の向こうへ消えていった。

じいさん、かえる

太陽の目覚め 


 跡

雲がかかった 



黒砂漠はこうやって密度の高い岩石が風で運ばれず、地表に残ることでできる、と思う。 


ハマダ シェフ 


不思議な組み合わせでしょう? 










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