ページ

2014年3月16日日曜日

挨拶とブルンジ



今までの道のりでどれだけの人とすれ違い、目を合わせ、そして挨拶や会釈を交わしてきただろうか。知らない場所に行くと挨拶の重要さが大変よくわかる。挨拶はコミュニケーションの入り口であると共に、相手に自分が無害であることを伝える。時には百回以上どころか二百回に届くのではないかというくらい道で挨拶を交わし、少し疲れることもあったが、挨拶を怠らなかったからこそ、良い出会いに恵まれた気がする。

今いるブルンジはとても挨拶を大事にする国だ。男女問わず口頭で挨拶しながら手を差し伸べて握手するのだが、それが私には自分のバリアを意図的に破るように見えた。挨拶の仕方は国よって様々だがアフリカは一般的に時間をかけて行うような気がする。そしていつの間にか雑談に入っている。急いでいても挨拶はしっかりとする。

そんなんだから自転車に乗って走り過ぎる際に挨拶するのは失礼かなと思ったりもする。かと言って一回一回止まっていては百年あってもエジプトには着けぬ。どうしたものか。

0 件のコメント:

コメントを投稿