に行ってきた。
健康と性とライフスタイルを考えるエキスポ。
ストリップショーやポールダンス、性について考えるワークショップ、そしてたくさんの大人のおもちゃや避妊具、啓発ビデオのショップ。
協力隊で南アフリカに行く際に、誰かにその存在を知らされ、すっかり忘れていた。
VISA申請で大使館を行き来していた際に道路に大きくSEXPOの看板が。
街頭にもSEXPO,SEXPO,SEXPO。
そのネーミングセンスは最高なのはわかった。
しかし、どうやって行こうか。時間もあるかなぁ。
と思っていた矢先、プレトリアに在住の方が明日行くという話を聞き、
私もすかさず手を挙げ、即座にインターネットでチケットを購入。
まさかこんなについているとは。
二年間南アフリカの田舎で生活していた私にとっては、このように性が公に語られるのはとても新鮮に思えた。
私が働いていた場所では、公での性的な発言は慎まなければならないし、同性愛やSMなどのマイノリティは嫌厭される傾向があった。
日本よりもそれは顕著だった。
しかし、経済の中心ヨハネスブルグは違った。
会場の駐車場を見てびっくり。
とーってもたくさんのH-Communication好きが集まっていた。
正確な数はわからないが、会場には1万人くらいいたのではないか。
圧倒的にそういうことに先進的な白人が多かったが、黒人の姿も結構見られた。
意外だったのはカップルで訪れている人が殆どだったこと。
日本だとまだまだ女性がそういうところへは行きたがらないが(最近はずいぶん変わってきているようだが、性産業は「男のため」という風潮が日本では根強い。)、
南アフリカはむしろ女性が率先しているようなところもあった。
マジマジとSMショップの店員から説明を受ける夫人。
そして旦那を実際に縛ってみたり。
大人のおもちゃを手にする女性たち。
サービスマンに体にクリームを塗られ、それを舐められながら喜ぶオバサマ。
そしてお姫様抱っこされながらはしゃぐ女性はとても楽しそうだった。
男のストリップも見てみた。
筋肉ムキムキの男たちがダンスをしながら脱いでいくのだが、
それはそれで見ていて清々しさを覚えたほど。イチモツは隠していたが。。。
個人的には自分のちんちんで絵を描くオジサンのイキっぷりがよかった。
写真がないのが残念だが、サイトがあったので。
http://www.pricasso.com/
なんというか、、、筆がないならちん〇があるではないか!という発想が素晴らしい。
普通の生活をしていたらそんな発想は出てこないだろう。
不如意棒を如意棒として扱えるまでにはどれほどの苦労があっただろうか。
また書いているときの姿がとても純粋で子供にすら見えてくるから面白い。
特に絵具を着けるときのしぐさなんて、子供がミニカーで遊んでいるようなものだ。
まったくいやらしさがないのが不思議。
普通だったら変態として通報されるが、彼はそれを芸術の域まで高めてしまった。
行ってみて少し感じたのは、健康やライフスタイルにもテーマを置いているエキスポにしては、
風俗店のようなショーや、アダルトグッズショップが多すぎたのではないかと感じた。
まぁでも、こんな風に性について皆が明るく話すことができたら、今問題になっていることのいくつかは解決するかもしれない。
まったく規制がなくなるのもどうかと思うけど。
規制があることでより文化が花開くという例が日本にはたくさんあるからね!
最後に2010年のものだが、メディアに取り上げられた時のものがあったので。
http://www.youtube.com/watch?v=eA2OiVaEcfo
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