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2014年11月16日日曜日

1116 アレクサンドリアの街と自転車乗りと

岬で思い耽っていると、ナマキから電話がかかってきた。本当に観光案内してくれるのだろうか?半信半疑だったが、とにかくこれから宿に戻ると伝えてから岬を離れた。宿に戻って待っていると、ナマキが自転車に乗ってやってきた。少しおっとりした目をして、控えめに話すナマキ。信頼していいのだろうか。私の直感は信頼できると言っている。乗っている自転車は新しく輝いており、借り物だという。彼も自転車を楽しむためにサイクルクラブに所属している。自転車をやる人に悪い人はいない、という完全な思い込みが彼を信頼するとどめの材料になったのは否めない。そうして私は最後の最後まで人々の善意を頂いて旅をすることになった。

昼よりも夜の方が賑やかな気がする。。。 



デパートの屋上にあるような小遊園地。しかしこの密集度合いはすごい。自動で動くのではなく、大人が手で揺らしてあげて動かすようだ。おじいちゃんだろうか、嬉しそうに子供が乗る遊具を揺らしてあげていた。


 ナマキは自分はもう何度も見ているから、見てきていいよ、と言う。自転車を見ておいてあげる。と。
エジプトのモスクは華やかだ。特にアレクサンドリアはビザンチンやローマの影響を受けているので、造りが繊細だ。





竹竿は通せるのだろうか。



Picasaにアップロードしてからブログに貼ると自動的に色が鮮やかにされてしまう。


モスクの守り人 



アレクサンドリアは路面電車も走っている 




夕焼けが綺麗でナマキと二人立ち止まってしまった。 




アレクサンドリアはヨーロッパの外資が多く入っており、数多くの企業がある。 




二人で海辺で。私も写真を撮るのは好きだが、ナマキはそれ以上だった。 





このずーっと先にヨーロッパという地があるらしい。 



ナマキは自分の父の代からずっと続いているという秘密のサンドイッチ屋に連れていってくれた。奴ったら平気な顔して これは旨いから、と私にあるサンドイッチを勧めてきたが、それが猛烈に辛いやつだった。それを楽しそうにケラケラ笑いながら、写真に撮っている。最初はパフォーマンスで辛いふりをしてやろうと思っていが、途中からそんな余裕はなくなった。そしていつしか私は泣いていた。



海辺のジェラート屋で食べたアイスは旨かった。そして最後に〆でブラジリアンコーヒーを。そこで演奏していたギターがとても素晴らしくて。スペイン風の音楽だった。香りの良いコーヒー(ひさびさに香りのよいものを飲んだ。エチオピア以降、コーヒーといったら、香りが弱くどろっとしたものだったので。それもそれでいいんだけど)と一緒に。



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